flat anemone - col. off white

 
 
 
 
 
 
 
 
 
PREV ITEM NEXT ITEM
flat anemone - col. off white
艶のあるシルククレープでしっとりとしたアネモネを一度立体に作り、プレスをいたしました。フラットなコサージュです。フラットな仕上がりはブローチに近い感覚でお使いいただけます。

<先行受注販売について>
FOR flowers of romanceのお洋服・la fleurのコサージュは、基本的には受注いただいた数のみ制作する受注生産方式を採用しています(多少の販売も行なっていますが、かなり数に限りがございます)。


<販売開始お知らせ>
当ページ・SNSなどでお知らせ予定ですが、販売開始お知らせのメール配信ご希望の方は以下より登録をお願いします。
未登録の方は「SIGN UP」より新規登録のうえ、MY MENU内の<お知らせを受け取る>にチェックを入れていただくと、FOR flowers of romance/la fleurのお知らせ配信を受信できるようになります。よろしければ事前にご登録ください。
MATERIAL
silk/cotton
SIZE
L 11.5cm W 10cm H 2cm

このコサージュは、白い布を一枚一枚手で染め、熱で花の形に加工したものです。そのため水に濡れると色落ちや型くずれの恐れがあります。雨の日のご使用や、白い服・薄い色の服とのコーディネイトはお避けください。また着用の際にはアクセサリーやバッグ、周囲の物との摩擦や引っ掛けに十分ご注意ください。一度型崩れをしますと修理等が不可能な場合があります。あらかじめ御了承ください。

  • 送料について
    ヤマト運輸 60サイズ
    • 北海道
      ¥1,386
    • 青森県
      ¥1,023
    • 岩手県
      ¥1,023
    • 秋田県
      ¥1,023
    • 滋賀県
      ¥1,023
    • 京都府
      ¥1,023
    • 大阪府
      ¥1,023
    • 兵庫県
      ¥1,023
    • 奈良県
      ¥1,023
    • 和歌山県
      ¥1,023
    • 鳥取県
      ¥1,144
    • 島根県
      ¥1,144
    • 岡山県
      ¥1,144
    • 広島県
      ¥1,144
    • 山口県
      ¥1,144
    • 徳島県
      ¥1,144
    • 香川県
      ¥1,144
    • 愛媛県
      ¥1,144
    • 高知県
      ¥1,144
    • 福岡県
      ¥1,386
    • 佐賀県
      ¥1,386
    • 長崎県
      ¥1,386
    • 熊本県
      ¥1,386
    • 大分県
      ¥1,386
    • 宮崎県
      ¥1,386
    • 鹿児島県
      ¥1,386
    • 沖縄県
      ¥1,628
    • その他地域一律
      ¥902
  • 納期について
    • 在庫品
      ご注文後3日を目安に発送いたします
    • 受注生産品
      ご注文後120日を目安に発送いたします
    商品によって異なります

STORY

  • 『The day...』

    私たちには記念日とは別に自分にとっての特別な日があります。
    その時を境に自分自身が変わるような日。
    思いがけなく訪れるその日から、私たちはできている。
    『The day...』にはその人だけの物語が綴られている。

    今回のコレクションはコサージュを押し花のようにフラットにした時の散文をコンセプトに、同じパターンを使い奥行きのある立体的なコサージュと平面的なコサージュを作りました。
    7人の『The day...』を思い描きながら色や形を想像しコサージュに仕上げました。文章やコサージュからあなただけの特別な日を思い出してください。
  • 『チュニジア のブーゲンビリア』

    チュニジアではブーゲンビリアの大木を何度も見かけた。青い空に白い壁、そこに堂々と伸びるマゼンタピンクの花を重そうに持ち上げるブーゲンビリアの大木を見ると、空気までその色に染まったかのように華やかだ。

    ある夜、マトマタの穴居住宅型ホテルの中庭で、一人夜空を見上げる私の背後で、チーチーという小さな声を聞いた。
    ブーゲンビリアの花びらが、ドライフラワーの山となって小さく積み上がる木の根本で、巣穴から落ちた小さな鳥が鳴き声を立てていたのだ。ブーゲンビリアの大木は、掘り下げられた穴を伝って10メートルは伸びている。迷路のように組み合わさったその枝のどこかに鳥の巣はあるのだろうが、暗い夜空と混じり合って見つける事はできない。手の平にそっと乗せると、細い首をもたげて羽をパタパタとさせる小鳥を、宿の主人のところに持って行って、どうしたら良いだろうかと身振り手振りで尋ねると、「インシャ・アッラー」「神が望むなら(助けるだろう)」と、人差し指で空を指して頭を振る。

    ブーゲンビリアの木の根本に腰掛けて、私は悩んだ。連れて行く事はできない。
    チュニジアには猫が多い。私が小鳥を木の根本に置き去りにすれば、朝にはきっと食べられてしまっているだろう。ここに留まって、小鳥を巣に戻す方法を見つける為には、明日のバスのチケットを失う事になる。

    私は何と無力なのかと情けなくなった。またなぜそうまで旅を急ぐのか、その先に何があるのか、何がなければならないのか。当時の私には何の約束も無かった。ただ、旅を続けなければならないという確信だけがあった。しかしそれはこの小鳥の命よりも重い使命なのか?私には自信がなかった。
    結局その夜は、私のベッドの横にスカーフで巣を作って小鳥を入れ、翌朝早朝のバスに乗る前にブーゲンビリアの花の中にそっと帰した。
    私は必ず自分の旅が無駄でなかった事を証明する。それがこの小鳥を置き去りにする説明になる日が来ると自分に言い聞かせた。

    以来、ブーゲンビリアの花を見る度、その花が落ちて風に吹かれ石畳の上で微かな音を立てる度、あの夜の小鳥を思って自分に問いかける。お前はあれからどういう旅を続けているのか?と。
    いつかまたあの夜の小鳥に出会う時に、私は胸を張ってその問いに答えられるだろうか。
  • 『The day...』
    I met you,
    you were born,
    we lived together,

    I found myself,
    he departed,
    we received love.

    In between the fleeting moments of time,
    I want to celebrate my special day,
    with flowers that I adore.


    あなたに会った日
    あなたが生まれた日
    あなたと過ごした日

    自分を知った日
    彼が旅立った日
    愛を受けとった日

    刻々と刻まれる時間の中で
    私だけの特別な日を祝いたい
    愛おしい日に花を添えて

RECOMMEND