『Pendant 1957-2018』Suilen Higashino photobook

帯が「浮き輪」と「遊園地」の2種類。お好きな方をお選びください。 
book band「swim ring」 
book band「amusement park」 
カバーや本体の文字は一つ一つ作者がハンコを押して作っています。そのため多少のズレやカスレがございますのでご了承ください。 
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『Pendant 1957-2018』Suilen Higashino photobook
『Pendant 1957-2018』Suilen Higashino photobook
SIZE
230mm x 155mm
244pages
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STORY

  • 【東野翠れん|ひがしの・すいれん】
    1983年東京生まれ。15歳の頃より本格的に写真を撮りはじめる。モデルとしての仕事と並行して、雑誌への寄稿、ミュージシャンのCDジャケット写真の撮影など幅広い分野で活動。著書に『Lumiere』(2005年・扶桑社)、『イスラエルに揺れる』(2011年・リトルモア)、共著に『縷縷日記』(2006年・リトルモア)、『風花空心』(2006年・リトルモア)、『じぶんの学びの見つけ方』(2014年・フィルムアート社)などがある。2017年に東京・神田にあるテラススクエアにて写真展「夢路」を開催。「Pendant 1957-2018」展示は、2018年、東京・VACANTを皮切りに、minä perhonen京都店、2019年はminä perhonen金沢店、銀座森岡書店、代々木上原à côté(アコテ)、福岡TAGSTÅ、岐阜エムエム・ブックス みの にて開催。同写真集からの写真で、「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」で行われている『Beyond The Veil Exhibition』にも参加した。
  • 15歳の頃より、モデルや文筆家、そして写真家として活動してきた東野翠れんの、写真集としては実に13年ぶりとなる新作『Pendant 1957-2018』の出版致します。フランス語で〈〜の間〉を意味する”Pendant(パンダン)”という言葉には、これまで写真における「光」を意識して撮影を続けていた東野が、自身の出産を経てからの約6年間に撮影した写真を通じて、初めて実感した「時間の連なり」への想いが込められています。そして亡くなったイスラエル人の祖父の遺品から見つけた、約60年前に祖父によって撮られた写真との出会いが、作家自身の気付きをさらに拡張し、半世紀を超える時間の連なりとなって、ひとつの作品として結実することになりました。

    「過去の痛み、歴史の重み、個人の傷跡ではない写真。ではなにを撮っているのかということを考えると、それは〈ちょっと先の未来におく写真〉ー 平和な世界がどんなところなのか、自分が忘れないためにも、いま目の前に見える一瞬の静けさ、光、その平安な時間を、今日、生きているということを祝福する写真を撮っているのだなと思う。」
    東野翠れん

    祖父の写真もまた、「ちょっと先の未来」に居る孫である彼女のもとに届き、彼女の生きるこの一瞬一瞬を祝福してくれている。彼女はバトンを渡すように、未来に向けて写真を撮り続ける。この「時間の連なり」が私的な体験にとどまらず、誰もが感じ取ることの出来る普遍的な写真の魅力であることを、彼女の写真は教えてくれます。

    2018年8月